_ 統合データベース講習会: AJACS蝦夷
ライフサイエンスは生命現象全般を扱う科学として、基礎的な生物学から医薬や農学、生物工学、生物情報学(バイオインフォマティクス)など、数多くの分野が相互に結びつきながら発展してきました。近年では、急速に進展したゲノム・ポストゲノムプロジェクトにより大量の情報が産み出されるようになりました。それらライフサイエンスに関わる全ての情報(遺伝子やタンパクの配列情報や機能情報、疾患にかかわる発現データや多型情報、画像データ、文献情報など)は、それぞれ多種多様なデータベースに蓄積されています。このため、データベースをうまく使いこなすことが今後の研究の進展を大きく左右するといえます。
しかし実際の利用者からは「必要なデータベースが見つからない」「使い方がよくわからない」「組み合わせてより高度な解析を行いたい」など不便を訴える意見も多く、データベースを効率よく利用するための環境整備は充分ではありません。
このようなデータベース利用者のニーズに答える目的で、文部科学省による統合データベースプロジェクト が平成19年度より本格的に立ち上がり、多種多様なデータベースを効率よく利用するためのインフラが整備されつつあります。
今回の講習会は、データベースを使いこなすための技術的な基礎知識から統合データベースの効率的な利用法について広く知ってもらうことを目的としています。またデータベースを作成、維持管理していく仕事に関しても興味を持ってもらえるような内容になっています。
参加者全員がコンピュータを使いながらの講習になりますのでその点ご留意ください。
- 対象
- 大学・研究機関・企業等に所属する学部生や大学院生、教員、研究者などデータベースを効率よく利用することに興味のある方や統合データベースセンターに興味のある方、統合データベースが実際にどのように作成、維持管理されているかに興味のある方
- 日時
- 2008年8月29日(金) 午前10時〜午後5時半
- 定員
- 40名(応募者多数の場合は学生を優先させていただきます)
- 会場
- 北海道大学 情報科学研究科棟 3F A32教室(講演)/M棟 1F 152端末室(講習)
- (実習室が分かりにくい場所にあるため、一度情報棟の講義室に集合していただく予定です)
- 費用
- 無料
- PC
- コンピュータルームにあるマシンを使用
- 申込
- 以下のフォームからお申し込みください。
統合データベース講習会:AJACS蝦夷 お申し込みフォーム
- 参加申し込みは締め切らせていただきました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
- お問い合わせ
- 講習会に関するお問い合わせは
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までお願い致します。
- 主催
_ 午前の部 (10:00-12:00)
_ 午後の部(講習、13:30-17:30)
_ 情報学研究科棟までの地図
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参考:東京での講習会(AJACS1)の内容 http://tinyurl.com/3crhby (2008年3月5日)
日大での講習会の内容 (2008年5月30日)
統合データベースセンターでの講習会の内容 (2008年7月3日)
