_ 統合データベース講習会: AJACSみちのく2
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会では、1日目は生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方や生命科学系の主要なデータベース(DDBJ:DNA Data Bank of Japan、PDBj:Protein Data Bank Japan、KEGG: Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes)の使い方について、また、Cytoscapeの使い方を紹介します。2日目はRおよびBioconductorを使った次世代シークエンサデータの解析のほか、遺伝子発現データベースや解析ツールをご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象
- 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方
- 日時
- 2012年8月23日(木) 13:00〜18:00、8月24日(金) 9:00〜16:30
- 会場
- 東北大学星陵地区IT教育施設 (医学部4号館6階) 【アクセス】
- 定員
- 50名
- 費用
- 無料
- PC
- 会場備え付けのwindows PCが利用可能です。PCの持込みも可能です。
※PCを持ち込む場合、無線LANに接続できるPC環境とEAST IDが必要です。
- 申込
- NBDCのサイト からお申し込みください
申込締切:8月20日(月)12:00まで ※定員超過の場合は抽選となります。
_ プログラム
- 8月23日(木)
- 13:00〜14:30 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」 資料(PDF, 7.8MB) 大波純一 (科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
- 14:30〜14:45 休憩
- 14:45〜16:15 「主要なDB(DDBJ、PDBj、KEGG)の使い方」 資料(PDF, 15MB) 河野信 (情報・システム研究機構 ライフサイエンス総合データベースセンター)
- 16:15〜16:30 休憩
- 16:30〜18:00 「Cytoscapeを使ったデータの可視化」 資料(PDF, 5MB)、データ 櫛田達矢 (科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
- 8月24日(金)
- 09:00〜12:00 「R+Bioconductorを使ったNGS解析」 二階堂愛 (理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター)
- 12:00〜13:30 昼食
- 13:30〜16:30 「遺伝子発現DB・解析ツールの紹介」(内容) 仲里猛留 (情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ
- 統合データベース講習会事務局 AJACS at biosciencedbc.jp までメールにてお問い合わせください
- 主催
-
独立行政法人 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター (NBDC)
- 共催
- 東北大学大学院医学系研究科
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構(ROIS) ライフサイエンス統合データベースセンター (DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度〜平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。