_ 統合データベース講習会: AJACS名古屋
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会では、1日目は生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方や生命科学系の主要なデータベース(DDBJ:DNA Data Bank of Japan、PDBj:Protein Data Bank Japan、KEGG: Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes)の使い方について、また、DRAパイプライン、遺伝子発現データベースや解析ツールをご紹介します。2日目はコマンドラインから遺伝子配列を取得したり、解析する方法をご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象
- 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方
- 日時
- 2012年7月27日(金) 9:30〜18:00、7月28日(土) 9:00〜12:00
※7月27日(金)のみでも参加可能です。
- 会場
- 7月27日:名古屋大学 工学部ES館 サテライトラボラトリーES031
7月28日:名古屋大学 工学部1号館141講義室 【アクセス】
- 定員
- 7月27日:60名、7月28日:10名程度
- 費用
- 無料
- PC
- 7月27日:会場備え付けのPCを使用します。
7月28日:ご自身でPCをご用意ください(無線LAN使用、PCの管理者権限必須)。
- 申込
- NBDCのサイト からお申し込みください
申込締切:7月17日(火)12:00まで ※定員超過の場合は抽選となります。
_ プログラム
- 7月27日(金)
- 09:30〜11:00 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」 講義スライド(PDF、12.2MB) 高祖歩美 (バイオサイエンスデータベースセンター)
- 11:00〜12:30 「主要なDB(DDBJ,PDBj,KEGG)の使い方」
川本祥子 (ライフサイエンス統合データベースセンター)
- 12:30〜13:30 昼食
- 13:30〜15:00 「DDBJパイプラインによる高速シーケンスデータ解析」 長崎英樹 (国立遺伝学研究所)
- 15:00〜15:10 休憩
- 15:10〜18:00 「遺伝子発現DB・解析ツールの紹介」 小野浩雅 (ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ
- 統合データベース講習会事務局 AJACS at biosciencedbc.jp までメールにてお問い合わせください
- 主催
-
独立行政法人 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター (NBDC)
- 共催
-
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構(ROIS) ライフサイエンス統合データベースセンター (DBCLS)
名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻 生物機能工学分野 バイオマテリアル講座
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度〜平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。