目次
_ アナトモグラフィーとは
解剖学用語を選択して自由に人体のモデル図(アナトモグラム)を描くツールです。
_ アナトモグラフィーの場所
_ 【実習1】エディタを使って心臓をかく
- 手順1 トップページのアナトモエディタ(http://lifesciecendb.jp/ag)にアクセス
- 手順2 初期状態で表示されている「骨」を削除
- 中央下の選択臓器リストの「骨」の左端のボックスをチェック
- 「Delete Checked」ボタンを押下
- 右下の「Drawボタン」を押下(因みに、「Drawボタン」右の「Redraw on change」をチェックすると、毎回「Drawボタン」を押下しなくても再描画する)
- 手順3 心臓を臓器一覧から選択し、選択臓器リストに追加
- 左側臓器名のツリーの「循環器系」→「心臓」とたどり、心臓をクリック
- 左下の「Organ Information」の「add」ボタンを押下
- 右下の「Drawボタン」を押下
- 手順4 右心室を半透明にし、右心室内を表示する
- 左側臓器名のツリーを「循環器系」→「心臓」→「心室」→「右心室」とたどり、選択臓器リストに「右心室」を追加
- 「右心室」のOpacity(不透明値)を0.3〜0.4程度にする
- 右下の「Drawボタン」を押下
- 手順5 心室中隔(右心室と左心室間の壁)を着色し、表示
- 左側臓器名のツリーを「循環器系」→「心臓」→「心室」→「心室中隔」とたどり、選択臓器リストに「心室中隔」を追加
- 心室中隔の領域を着色(下絵では赤)して明示
- 右下の「Drawボタン」を押下(冠状動脈が内部の心室中隔まで栄養していることが確認できる)
- 手順6 心臓周辺の血管を追加表示
- 左側臓器名のツリーで「循環器系」を選択し、「Drawボタン」を押下して表示。(BodyParts3Dで作成された範囲で)全身の血管が表示され、心臓の表示は小さくなる。血管の名前がわからなくてもまとめて追加できる。
- 手順7 右心室周辺だけを拡大
- 選択臓器リストの「右心室」の「zoom」ボックスをチェック
- 「Drawボタン」を押下
_ 【実習2】AQP3遺伝子の臓器別発現量を、表形式(CSVフォーマット)で一括入力して、人体ヒートマップで表示し発現状況を可視化する
- 手順1.アナトモグラフィー(Anatomography)エディタ(CSVデータ入力)画面を表示します。
- 手順2.以下の表形式データをマウスで選択してコピーしてテキストエリア(臓器)に貼り付けます。
各列(カンマ区切り)の意味は以下の通りです。
臓器名, s(表示) or z(拡大表示), 色情報(数値 or RGB(例:255,0,0)), 不透明度(0.0-1.0 省略時:1.0(不透明))
腎臓,s,300
気管,s,1500
唾液腺,s,1000
膵臓,s,1200
前立腺,s,1250
肺,s,1500
肝臓,s,250
骨,s,-1,-1,-1,0.5
骨は位置の目安として表示。数値の替わりに、色情報RGB(-1,-1,-1はデフォルトの肌色)を指定します。
- 手順3.画面下の「Submit」ボタンをクリックします。
カラーバーを表示したい場合は、「カラーバーの表示」をOnにします。
- おまけ:特定の臓器を拡大表示したい場合は、s→zに変えます。以下のように皮膚以外の臓器をzにすると、骨以外の臓器全てがちょうど収まるようにズームされます。
腎臓,z,300
気管,z,1500
唾液腺,z,1000
膵臓,z,1200
前立腺,z,1250
肺,z,1500
肝臓,z,250
骨,s,-1,-1,-1,0.5
_ 講習会資料(pdf)ダウンロード
_ 統合TVアナトモグラフィー